1.嘉津宇岳(かつうだけ:沖縄の名山 標高452m)登山
嘉津宇岳と沖縄ならではの生き物
名護市市街から近く、山頂からの眺望が良い嘉津宇岳登山にチャレンジしました。古来より沖縄の名山として知られ、大正時代まで沖縄本島最高峰と思われていたそうです。与那覇岳(よなはだけ)503mが沖縄本島最高峰なのですが、山頂の展望がないとのことでこちらがお勧め。往復約90分で、コースもわかりやすいです。途中石灰岩の岩場も結構あるのでしっかりした滑りにくい靴がお勧め。なんといっても沖縄ならではのシダなど亜熱帯植物や、初めて聞く大きな鳥の鳴き声のようなセミの大合唱に包まれる状況を味わえ、本州のいつもの登山とは雰囲気が全く違いました。山頂からは名護市街とビーチ、古宇利島、やんばるの森と360度の大展望が楽しめ大満足。運が良ければ沖縄ならではの生き物にも出会えるかも。蒸し暑いので飲料は忘れずに持参しましょう。
※オオシマゼミ・クロイワツクツクについては、琉球大学博物館(風樹館)へリンクします。
右の写真:アフリカマイマイ(外来種) 5〜8㎝くらいの大きなカタツムリが山頂付近にたくさんいましたが、侵略的外来種で触ってはいけないとのこと。1930年代に食用、薬用で持ち込まれ繁殖してしまったそうです。
山頂からは360度遮るものなく、遠くまで見渡せます!
勝山シークヮーサー(シークヮーサー関連商品直売所)
登山口から下る途中にある「勝山シークヮーサー」に寄りました。畑と加工工場、直売所があります。シークヮーサー果汁100%のジュースで、年に一度ベルギーで行われるITI(国際味覚審査機構)主催の優秀味覚賞で最高賞3つ星を2012年~2021年まで10年連続受賞ってすごい。種類も豊富でおばさんが丁寧に色々説明してくれました。ジュース買ったら小ぶりのシークヮーサーを5個くれたので、ホテルに戻って泡盛に入れて飲んだらフレッシュで最高の味になりました。
※気に入ったので、後日近所のお店で違うブランドのシークヮーサー果汁100%のジュースを購入しましたが、フレッシュさが異なり、勝山シークワーサーのおいしさを再認識しました。
2.比地大滝トレッキング(やんばるの森)
比地大滝の生き物と植物
本島北部の比地川上流にある比地大滝。本島最大の滝で比地大滝キャンプ場から川沿いを整備された遊歩道で片道約45分で行くことができます。亜熱帯植物が生い茂るやんばるの森を気軽にトレッキングできる気持ちの良いルートでした。
キャンプ場は「道の駅ゆいゆい国頭」から車で10分ほどです。
きれいな花と青黒く光るトンボに会えました。小鳥もたくさんいましたが素早すぎて写真は撮れず。
やんばる野生生物保護センター
帰りにすぐ近くにあるやんばる野生生物保護センターに寄りました。ヤンバルクイナをはじめ、やんばるに生息する動植物を学ぶことができる環境省の施設です。入場無料。
ヤンバルクイナの交通事故を減らす取り組みも紹介されていました。